探偵に聞いた! 探偵が“夫婦カウンセラー”を取得したワケとは?<前編>

2014年の厚生労働省の発表によると、日本では1年間に結婚したカップル数の3分の1にあたる数の夫婦が離婚をしています。どんな夫婦も少なからず悩みを抱えているものですが、夫婦の問題は他人に相談することが難しく、一人で抱えてしまいがち。
「一人で悩んで極端な結論を出すのは、もうやめましょう!」総合探偵社TSの代表であり、夫婦カウンセラーの資格を持つ林幸男さんは言います。問題が小さいうちに相談をすれば、こじれる前に早期の解決ができるからです。
本編では、探偵である林さんの「夫婦カウンセラー」の側面にスポットを当ててお話を伺いました。
※林さんの探偵業務に関する記事はこちら

1. 夫婦カウンセラーとは?

今回お話を伺った総合探偵社TS代表の林幸男さん。笑顔が印象的だ

林さんも持っている「夫婦カウンセラー」とはどのような資格なのでしょうか?

この資格は、一般財団法人の日本能力開発推進協会(JADP)から付与されるもので、ご夫婦の間で、離婚、不倫、金銭、暴力などさまざまな悩みや問題が生じたときに、その原因を突き止め、解決策を見出すための資格です。
私は探偵でもありますが、ご相談者様からお話をお伺いして、問題点を見つけて、必要に応じて夫婦カウンセラーの立場でアドバイスをしています。

夫婦カウンセラーの資格を取ったのは、夫婦問題に関する相談が多かったからですか?

そうですね。相談が多い不倫とか浮気は、夫婦の間で問題が生じて仲が悪くなり、セックスレスになって、それが発端で浮気に走る傾向というのが非常に多いんですね。まさに、夫婦の問題。それを解決しないと浮気や不倫が解決しない場合ということがよくあります。つまり、相談の大半が夫婦カウンセラーの仕事につながっているんです。

資格を取るためには、どのぐらいの期間、どのような勉強をするのですか?

1年程は資格取得のために、家族や夫婦のコミュニケーションについて、カウンセラーとしての相談の受け方、離婚問題に必要な法律知識などをJADP認定の教育機関で勉強します。テキストで知識を得たり、研修を受けたりします。全カリキュラムを終えたら、最後に資格試験があります。

「より親切に夫婦の問題を解決したい」と、夫婦カウンセラーの資格を取得

2. 探偵とは違う、夫婦カウンセラーとしての側面とは?

資格を取得するにあたって、難しかった部分はどこでしょう?

夫婦というのはそれぞれに異なる、大小さまざまな問題を抱えています。多様な夫婦の問題に対応できる知識を学ばなければいけませんし、カウンセラーというのは相手の話を聞く立場ですから、相談される複雑な問題を整理して、根本的な解決策を見出さなくてはいけません。
また、“自分の意見”ではなく、“カウンセラーとしての意見”が重要となってきます。他にも、カウンセラーとして使ってはいけない言葉もあるので、そこも意識しなければなりません。

“カウンセラーとしての意見”というのは、例えばどのようなことですか?

自分の個人的な意見ではないことがポイントです。
私が思うことではなく、夫婦同士の問題を客観的に分析して、適切にアドバイスしていかなくてはいけない。自分の経験を押し付けるのではなく、問題を把握した専門的なアドバイスということです。

ということは、人生経験だけでなくカウンセラーとしての力量も大切ですね。例えば、未婚の若い人も夫婦カウンセラーになることは可能なんですか?

もちろん可能ですよ。若い方で資格を取る方もいます。ただ、経験豊富な年配のカウンセラーの方が多いかもしれません。

探偵の林さんが夫婦カウンセラーを取得しようと思った理由は?

探偵社として、基本的な問題解決は証拠を取って終わりではなく、アフターフォローの部分が大きいと思っています。
どうやって復縁すればいいのか、なぜ離婚になってしまったのか、どうして浮気に走ってしまったのか?というところに、夫婦の問題の原因が潜んでいるケースが多いからです。
そういった夫婦のさまざまな問題を解決するためには、たくさんの知識や資格が必要であったため、夫婦カウンセラーを取りました。

探偵の立場と、夫婦カウンセラーの立場、2つの側面の違いはどこですか?

探偵の立場だと、相談内容を聞いて、浮気の有無はグレーの状態だと認識します。そのため、まずは浮気しているかどうかを白黒はっきりさせてから考えていきましょう、となります。
ただ、夫婦カウンセラーの場合は、カウンセリングをして、夫婦の問題を解決するためにアドバイスをします。そこは探偵と夫婦カウンセラーの違いでしょうか。
浮気や不倫のご相談の場合は、アフターフォローをきちんと考える必要があり、最初の聞き取りの段階で、夫婦カウンセラーとしてのノウハウが必要になってくる場面が多々ありますね。

3. 夫婦カウンセラーを必要としている人はどんな人?

相談にいらっしゃる方が多い年代の傾向はありますか?

多いのは30代と50−60代です。30代の夫婦はまだ若いですから、夫婦に生じる問題の多くは初めてのことで、一人で悩んでしまう方が多いんですね。親や旦那さんにも相談できない状況で、家にこもってしまう方が多いです。自分なりに考えたとしても、うまい解決方法が見つからなくて、悩まれている方がとても多いと感じます。

50−60代になると悩みも違ってきそうですね。

そうですね。50−60代っていうのは、今まで安心、安定した生活を送ってきた方が多いんです。だから、夫婦に危機的な事態が起きると思っていないんですね。最初は戸惑った状態で相談される方が大半です。

年代によって危機感が違いますね。夫婦カウンセラーとしてのアドバイスも変わってきますか?

そうですね、危機感は全然違いますよね。
年齢を重ねた50−60代だと重みも状況も違ってきます。先々の老後の状況も関わってくることなので。そこで離婚を決断するかしないかというのは、ご依頼者様の状況次第です。決断が深いものになってくるのは確かですよね。

4. 復縁と離婚、どちらを勧めるのでしょうか?

離婚と復縁、どちらを勧めることが多いですか?

基本的に私たちは普通の夫婦のご相談であれば、復縁を勧めます。
離婚はいつでもできるので、まずは復縁するために努力をして、それでもダメだったら、離婚という決断をすればいい話なんです。
ただ、DVやモラハラなどの犯罪行為の相談もすごく多いんです。これが家庭内にあった場合は、まずは別居を勧めます。
どちらにしても、すぐに離婚という言葉は、出さないですね。

復縁のためには、どのようなことをするのですか?

夫婦間の仲が悪かったり、家に帰ってこなかったり、仕事と言って異性と遊んでいたりという状況は、結局のところ、家庭内での不満がお互いにあるような場合が多いんです。
家に帰ってこない、子供の世話をしない、などとうるさく言ってしまうことってありますよね。でも、うるさく言ってしまうとなおさら家に帰らなくなったり、もっと浮気にハマってしまったりするケースがあるんです。
まずは、ご相談者様が復縁をしたいのか、今後どうしたいのかを認識した上で、旦那さんや奥さんに日常で発している言葉が本当に合っているのかを確認します。

“発している言葉が合っているか”というのは?

例えば、「今まで仕事だったの?」とか「どうせどこか行ってたんでしょ!」といった、ついつい口にしてしまいがちな感情的な言葉。自分が言われる立場だったら窮屈に感じる言葉だと思いませんか?復縁をしたいのであれば、自分が発している言葉が相手にとっていい言葉なのか、棘があるような言葉なのかを考え直すことが大切です。
復縁のためには、その棘をなくしていこうとする努力が必要ですね。

5. 夫婦トラブルの原因になっているのは?

相談が多いのはどのようなトラブルですか?

一番多いのは、お姑さんとの問題ですね。お姑さんとうまくいかないという相談はとても多いです。

姑問題は夫婦間での解決は難しそうですね。姑が原因で離婚することも?

残念ながら、なくはないですね。
最近の男性は草食系が多く、親離れ子離れをできていない人がたくさんいます。全て自分の母親任せで、奥さんをないがしろにしてしまうんですね。「ママ、ママ」っていう人たちが増えているのを感じますね。

それは、どのぐらい前からですか?

10年ぐらい前からだんだん増えてきたような状況ですね。
夫婦というのは結局はバランスです。男性が草食化すると女性の方が強くなって、不倫や浮気をする女性が多くなっているのも確かです。実際に、妻からのDVを受けているという相談もあります。

DV、モラハラの場合、別居を勧めると伺いましたが、それで元に戻るものなんでしょうか?

別居を勧めるのは、相手への甘えからDVやモラハラをしているケースが多いからです。甘えられない状況を作ることが重要です。一度物理的な距離を置き、冷静に考え直す時間を作った上で、今後も夫婦として生活していくかどうかを判断する必要があります。

別居の期間は?

3ヶ月から半年ぐらいですね。
すぐに家に帰ってしまうと「嫌だと言いながらも、やっぱり俺に依存して帰って来たんだな」と考えてしまい、元の服従関係が繰り返されてしまいます。まずは物理的な距離を作って、お互いがいない状況で考えることが大切です。家庭の中で一人で解決策を考えていると、いい答えは浮かびませんから。

まとめ

夫婦カウンセラーは、夫婦間の問題解決や離婚問題を解決してくれるスペシャリストです。探偵でありながら、夫婦カウンセラー資格を取得している林さんは、双方の立場から相談を聞き、問題を解決へと導いてくれます。
後編の「探偵に聞いた! 浮気に悩む多くの夫婦が復縁しているってホント!?」では、夫婦の問題を解決するためのコツを伺います。

総合探偵社TS 代表 林 幸男

浮気・不倫調査、詐欺被害、いじめ問題、企業・法人向け調査などさまざまな調査に対応できる総合探偵社。夫婦カウンセラーの資格も持ち、復縁あるいは離婚についても適切なアドバイスが可能。復縁探偵とも呼ばれる。調査は1時間単位から依頼可能。全国対応。法律専門家の紹介などアフターフォローも万全。【探偵業届出番号】東京都公安委員会第30150002号。

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