
パートナーの不倫が発覚した時、離婚を選ぶかはあなた次第です。
一生を誓ったからこそ許せない人もいれば、一生を誓ったからこそ許すという人もいます。どちらの思いも、否定されることはありません。
不倫をおかしたパートナーでも別れたくはないという場合、あなたを苦しめるかもしれない存在があきらめの悪い不倫相手です。
ここでは不倫相手への気持ちがパートナーに残っているケースとそうでないケースに分けて、対処法をご説明していきます。
1. パートナーが別れたがっているのに、不倫相手が中々あきらめない場合
配偶者が不倫相手と別れることを約束してくれても、浮気相手がなかなか話を聞いてくれないケースの対処法です。
配偶者は不倫関係の解消を約束してくれて、謝罪の言葉も貰った。それなのに、浮気相手のほうには関係を解消するつもりがない時、事態は一気にややこしくなります。
この場合、まずは配偶者の口から不倫相手に「会いたくない」ということを出来るだけはっきりとした言葉で伝えてもらうことが必要になります。
そして、夫婦関係の再構築を最優先しているという姿勢を見せましょう。どんなに付きまとっても夫婦関係が壊れることはないと相手が悟るまで続けてください。
それでもあきらめない場合は、弁護士などを通じて接触禁止の警告をしてもらいましょう。
相手が話し合いに応じる姿勢を見せたら、「別離の誓約」を請求しておくのもひとつの手です。関係を解消し、もう二度と合わないと約束をした証拠が出来ます。
意図的に接触した場合は慰謝料を請求できるよう、項目を盛り込んでおくことが肝心です。
2. パートナーにも未練がある場合、または二人とも話が通じない場合
パートナーの気持ちが不倫相手にまだ残っている場合、また不倫相手のほうもまだあきらめていない場合の対処法です。
パートナーが不倫相手に会いに行くようなことが無ければ、事態は収束に向かうこともあります。配偶者がもう不倫相手に会わないと決めたのなら、未練があっても断ち切れる場合が多いので、あなたが毅然とした態度で離婚する気持ちはないことを伝えましょう。
それでも接触を試みてくる場合は、不貞行為の証拠を持って慰謝料を請求します。弁護士を挟んで淡々と対処をすれば、相手にもダメージになるでしょう。
次に、開き直って不倫関係を続けている、最もたちが悪いケースです。
実は、この場合あまり出来ることはありません。配偶者も不倫相手も状況に酔いしれて、話の通じないことが大半だと思います。
可能であれば、調査会社に協力を依頼するなどしてその都度、証拠を押さえます。そして何度でも慰謝料と関係の解消を不倫相手に請求しましょう。
それでも効果が無い場合は「夫婦関係円満調整調停」などの方法もありますが、確実に効果があるとは言い切れない面もあります。
まとめ
開き直って不倫を続行しているパターン以外であれば、それなりに対応策があります。不倫をした側には離婚を申し立てる権利が無いので、あなたが望めば夫婦関係を続けられるでしょう。
まずは知識のある専門家に相談をして、不適切な行動をしないようにしてください。人前で暴露したり、不当な金額を請求したりすると、脅迫になる可能性もあるので注意が必要です。
あなたの状況では何が効果的なのか、きちんと備えて強い心で冷静に立ち向かうことが大切です。
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